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懐かしの映画館

マイティ・ハート 愛と絆


マイティ・ハート 愛と絆
A Mighty Heart
Angelina Jolie


マイティ・ハート 愛と絆




マイティ・ハート 愛と絆
この作品は、2002年にパキスタンで取材中にテロリストに誘拐、殺害された実在のジャーナリスト、ダニエル・パールの妻が著した手記を映画化した社会派ドラマで、事件の真相、夫への愛をつづった原作に感銘を受けたブラッド・ピットが製作を務め、妊娠しながらも懸命に夫を捜す妻をピットの私生活上のパートナーでもあるアンジェリーナ・ジョリーが熱演しています。

監督は2006年のベルリン映画祭銀熊賞受賞の「グアンタナモ、僕達が見た真実」で知られるマイケル・ウィンターボトムで、共演にはダニエル・パール役に「カポーティ」でオスカーの脚色賞候補となったダン・ファターマン、「ベッカムに恋して」のアーチー・パンジャビ、「サラーム・ボンベイ!」のイルファン・カーン、「21グラム」のデニス・オハラといった個性的なキャストが集結しています。

公式ホームページはコチラ
 




マイティ・ハート 愛と絆マイティ・ハート 愛と絆
製作年: 2007年
製作国: アメリカ
日本公開: 2007年11月23日
(TOHOシネマズ六本木ヒルズ ほか)
上映時間: 1時間48分
配給: UIP映画
監督・脚本:マイケル・ウィンターボトム
脚本:ジョン・オーロフ
プロデューサー:ブラッド・ピット
原作:マリアンヌ・パール
撮影:マルセル・ザイスキンド
編集:ピーター・クリステリ
出演 アンジェリーナ・ジョリー
ダン・ファターマン
アーチー・パンジャビ
イルファン・カーン
ウィル・パットン
デニス・オハラ




マイティ・ハート 愛と絆


マイティ・ハート 愛と絆---物語---

ダニエル・パール(ダン・ファターマン)と妻マリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)は共にジャーナリストとして活動しているカップル。ダニエルはウォール・ストリート・ジャーナルの特派員、マリアンヌはフランスのラジオ局の記者をつとめ、深い絆で結ばれていた。9・11の後、ふたりはアジアの各地をまわり、パキスタンのカラチにたどりついた。2002年、1月のことだった。マリアンヌは妊娠5カ月で、ダニエルはそんな妻とディナーの約束をして、ある男に会いに出かけた。それは帰国前の最後の取材になるはずだった。



マイティ・ハート 愛と絆
しかし、ダニエルは約束の時間をすぎても戻ってこない。動揺する彼女を女性記者アスラ(アーチー・パンジャビ)が励ます。異変を感じたマリアンヌは、ダニエルのパソコンを調べ、彼がジラニ師に会うため、レストランに出かけたことを知る。ダニエルは師を通じて、アルカイダとかかわりのある靴爆弾男リチャード・リードのことを調査しようとしていた。
 行方不明となったダニエルの真相を探るため、マリアンヌのもとに次々に捜査関係者がやってくる。アメリカ領事館の外交保安問題を担当するランダル(ウィル・パットン)、キャプテンという愛称で呼ばれるCID(テロ対策組織)のリーダーで切れ者ハビブ(イルファン・カーン)、ウォール・ストリート・ジャーナルに所属するスティーヴ(ゲイリー・ウィルメス)やジョン・バッシー(デニス・オハラ)、さらにFBIの捜査員もその調査の輪に加わった。



マイティ・ハート 愛と絆
 やがて、ダニエルをスパイ扱いする新聞記事が発表される。彼はモサド(イスラエル秘密諜報機関)のスパイ呼ばわりされていた。憤慨するマリアンヌたちのもとにダニエルの写真がメールで送られてくる。彼は人質として誘拐されていたのだ。犯人側は彼を「記者を装うCIAのスパイ」と呼び、その身柄の引き渡しと交換にジェット機を要求してきた。
 マリアンヌは夫のスパイとしての容疑をはらし、今の苦境を人々に訴えるため、テレビ出演を決意する。「私は 6日間、眠っていませんが、まだ、希望はあります。私は彼を愛しています」



マイティ・ハート 愛と絆
そして、10日後、今度はダニエルの死体が発見された、という知らせが舞い込む。その体には撃たれた跡があり、歯には矯正器がはめこまれていた。しかし、それはダニエルの死体ではなく、マリアンヌはほっと安堵の息をつく。
 事件の真相がやがて解明されていく。ダニエルは人道主義者のジラニ師に会いに出かけたが、ジラニはダニエルに会う約束をした覚えはないという。そして、事件の重要な鍵を握る人物としてバシールが浮かび上がる。彼の本名はオマールで、英国生まれのジハード(聖戦活動家)として知られるパキスタン人だった。オマールはジラニの名前を利用して、ダニエルをおびき寄せ、誘拐する計画を立てた。そんなダニエルが遭遇した衝撃の真実をマリアンヌは遂に知ることになる…。





マイティ・ハート 愛と絆




マイティ・ハート 愛と絆アンジェリーナ・ジョリー
ハリウッドを代表する人気女優のひとりであり、99年の『17歳のカルテ』では見事にオスカーを受賞。今回の演技も世界中のメディアで絶賛され、2度目のオスカーへの期待もかかる。私生活では『Mr.&Mrs. スミス』(05)で共演したブラッド・ピットとパートナーシップを組み、ここでは彼が製作を担当している。1975年、カリフォルニア州のロサンゼルス生まれ。名門のリー・ストラスバーグ演劇学校などで演技を学ぶ。女優として最初の出世作となったのは、テレビ映画「ジーア/悲劇のスーパー・モデル」(98)でゴールデン・グローブ賞を受賞。映画は『マイ・ハート、マイ・ラブ』(99)でナショナル・ボード・オブ・レビューの新人賞、前述の『17歳のカルテ』ではアカデミー賞(R)とゴールデン・グローブ賞、両方の助演女優賞を獲得している。初のアクション映画に挑戦した『トゥームレイダー』(01)ではタフなヒロイン役を見事に演じて話題を呼んだ。2001年からはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の親善大使もつとめ、私共ともにパフワルな活動を見せる。その他の主な主演作に『60セカンズ』(99)、『アレキサンダー』(04)、『グッド・シェパード』(06)などがある。最新作はロバート・ゼメキス監督の『Beowulf』。



マイティ・ハート 愛と絆ダン・ファターマン
俳優としても、脚本家としても活動しているファターマン。幼馴染みである男優のフィリップ・シーモア・ホフマンと監督のベネット・ミラーのために脚本を書いた『カポーティ』(05)ではアカデミー賞(R)の最優秀脚色賞の候補となった。俳優としてはニューヨークで「エンゼルス・イン・アメリカ」など数多くの舞台に出演。映画は『バードケージ』(96)、『シューティング・フィッシュ』(99)、『イナフ』(02)などがある。テレビドラマは「ウィル&グレース」などにレギュラー出演した。脚本家としての新作“Finn At The Blue Line”はラッセ・ハルストレム監督、サラ・ジェシカ・パーカーの主演で映画化が予定されている。



監督 マイケル・ウィンターボトム
イギリス出身の実力派監督で、世界のさまざまなロケ地を舞台にして、社会派ドラマから文芸映画まで幅広いジャンルの作品を手がける。今回は製作担当のブラッド・ピットに才能を買われて参加し、そのパワフルな演出力を絶賛される。1961年3月29日、ランカシャーのブラックバーン生まれ。テレビドラマの仕事を経て、94年に『バタフライ・キス』で監督デビューを果たす。96年にはトマス・ハーディの小説を映画化した『日蔭のふたり』、96年にはボスニア内戦を背景にした『ウェルカム・トゥ・サラエボ』を発表して、高い評価を受ける。ロンドンを舞台にした99年の群像劇『ひかりのまち』では苦悩する現代人たちの姿を描き、英国アカデミー賞の最優秀英国映画賞候補となる。英国に向かうアフガン難民を描いた『イン・ディス・ワールド』(02)はベルリン映画祭の金熊賞、エキュメニカル審査員賞、平和賞など3賞を獲得。06年の『グアンタナモ、僕たちが見た真実』ではベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞。強い問題意識と鋭い演出力で野心的な映画作りを続けている。その他の作品に『GO NOW』(95)、『アイウォントユー』(98)、『いつまでも二人で』(99)、『めぐりあう大地』(00)、『24アワー・パーティ・ピープル』(02)、『CODE46』(03)、『9Songsナイン・ソングス』(04)、「トリストラム・シャンディの生涯と意見」(05、テレビ放映のみ)などがある。新作は“Genova”。


プロデューサー ブラッド・ピット
 ハリウッドを代表する人気スターのひとりで、自身のプロダクション、プランBエンタテイメントのプロデューサーとしても数多くの成功を収めている。 1963年12月18日、オクラホマで生まれたピットは、1991年のヒット作『テルマ&ルイーズ』で俳優として注目され、その後は『リバー・ランズ・スルー・イット』(92)、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』(94)、『セブン』(95)、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』(97)、『ジョー・ブラックをよろしく』(98)、『ファイト・クラブ』(99)、『スパイ・ゲーム』(01)、『バベル』(06)などの話題作に出演。95年の『12モンキーズ』でゴールデン・グローブ賞助演男優賞を受賞し、アカデミー賞(R)の候補にもなる。また、『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』や『バベル』でもゴールデン・グローブ賞の候補となった。近年は『オーシャンズ11』(01)に始まる3本の「オーシャンズ」シリーズに主演して人気を得ている。『Mr.&Mrs. スミス』(05)ではアンジェリーナ・ジョリーと共演。
 プランBではこれまでにピット自身が主演した『トロイ』(04)や大ヒット作『チャーリーとチョコレート工場』(05)、アカデミー作品賞受賞の『ディパーテッド』(06)といった話題作を製作。ピット主演の西部劇“The Assassination Of Jesse James By The Coward Robert Ford”(07、日本は08公開予定)も手がける。




マイティ・ハート 愛と絆
実話を題材にしながらも、まるでサスペンス映画を見るような興奮と臨場感で最後までドラマをひっぱり、その演出力の高さが絶賛されている今作は、完成するや今年のカンヌ映画祭で上映されて評判を呼び、全米公開時にも絶賛の嵐に包まれました。
また、スタッフにはウィンターボトム作品の常連のスタッフが結集し、優れたチームワークで完成したクオリティの高い感動作に「まさに時代を象徴した作品」と<ニューヨーク・タイムズ>も賛辞をおくり、早くも来年のアカデミー賞(R)最有力候補作といわれています。






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